ガミラス軍
劇中にはほとんど登場しなかったのが北部、西部、南部の3戦線である。ほとんど登場しなかったとはいえ、各方面軍はそれぞれの任務を果たしその戦果は劇中に確認可能。中でも北部方面の中核戦力とみられる北部方面艦隊の勇壮な最期は視聴者の目に焼き付いた…
ガルマン・ガミラス東部戦線/東部方面軍はオリオン腕方面に向かう攻略ルートを据えた大型戦力である。ボラー連邦の非直轄領の自治地域を征服するのが目的であり、同時にボラー連邦の勢力分断を担う戦略的に極めて重要な戦線。文明度数もかなり発達した手ごわ…
今回はガイデルのおもちゃが率いる東部方面軍の特殊な兵器にスポットライトを当てたいと思う。つまり、次元潜航艇と東部方面軍機動要塞だ。 次元潜航艇 全長:192メートル 武装:艦首側舷側亜空間魚雷発射管6門、前部上甲板16連装ミサイル発射口2組、格納式…
駆逐艦と惑星破壊ミサイル母艦はあまり画面に登場しなかった戦闘艦である。その真価は劇中では――発揮されなかったと言えるだろう。 今回はこの2艦をまとめて考察したいと思う。 駆逐艦 データ 全長:不明(約231メートル) 武装:艦首高圧直撃砲1基、艦首回…
戦闘空母はガミラス帝国でもおなじみの特殊戦闘艦である。ところが、ガルマン・ガミラス帝国においては比較的ポピュラーな戦闘艦へとその立ち位置を変化させた。 今回はこの艦を考察したいと思う。 ――データ―― 艦級名:不明 全長:522メートル 武装:艦橋前…
2連3段空母はヤマトⅢの中でもかなり有名な戦闘艦であり、"ダゴン新鋭艦隊”、つまり第17空母艦隊の基幹戦力を担う大型空母である。赤い見たカラーリング、ちょっと懐かしい見た目の極めて特異で印象的な戦闘艦だ。 今回はこの艦を考察したいと思う。 ――データ…
出番が少なく、何者なのかほとんどかわからなかったのが調査船と工作艦である。 この両者はヤマト作品にありがちな、当該勢力のメカニック的複層さ演出とエピソードにおける必要さの観点から登場したが結局要目がほとんど示されないタイプのメカである。判る…
グスタフ艦は北部方面艦隊の旗艦にして、ある意味ヤマトの恩人であるグスタフ中将の旗艦である。極めて特異、突飛な武装を持った勇者の艦だ。 ――データ―― 艦名等:不明 全長:不明(推定約640メートル) 兵装:艦底部惑星破壊プロトンミサイル1発、正面ミサ…
円盤形白色旗艦はデスラー総統がガイデルに派遣した空母艦隊の旗艦である。ダゴンが指揮を受け持ち、これによってヤマトを撃破しようと試みたが―― 第一作を視聴済みの人間からすれば、大変懐かしい見た目の戦闘艦であろう。 ――データ―― 艦級名:不明 全長:…
中型戦闘艦はガルマン・ガミラスの中核を担う攻撃型の戦闘艦である。多数の火力と多数の僚艦を以て敵と対峙するさほど大きくない艦であり、シリーズ中を通して登場し果敢に戦った。 ――データ―― 艦級名:不明 全長:252メートル 武装:艦上部艦首側3連装砲身…
大型戦闘艦は非常に目立つ見た目で、図体もかなり大きく、旗艦級戦艦の隣には必ず存在する大型の戦闘艦艇である。しかしながら、全くのいいとこなしで終わってしまった戦闘艦でもある。 今回はこの艦を考察したいと思う。 ――データ―― 艦級名:不明 全長:492…
デスラー砲艦は主に最終話に活躍した戦闘艦であり、それまでガミラス艦隊総旗艦のデスラー艦にのみ許されたデスラー砲を汎用化したそのキャリア艦である。やられメカの傾向が強いが――今回はこの艦を考察したいと思う。 ――データ―― 艦名等:不明 全長:234メ…
新型デスラー艦(3代目デスラー艦)はガルマン・ガミラス帝国軍艦隊の中で最大の戦闘艦であり、栄えある総統座乗艦、つまりガルマン・ガミラス艦隊総旗艦である。 ――データ―― 艦名等:不明(通称・新型デスラー艦) 全長:702メートル(ないし1,350メートル…
ガルマン・ガミラス艦艇はガミラス時代から大きく形を変えた。あまりに変わり過ぎて全く共通性がなくなってしまって――普通、そう言うのはご都合主義とかリアリティが無いとか言うのだが……まあいい、考察しよう。 武装 非常に特徴的なのがガトランティスの回…
宇宙戦艦ヤマトには多数の戦闘艦艇が登場する。 タイムテーブルの関係上掘り下げられずに終わった戦闘艦も、そもそも設定がテキトーだったりする例も少なくない。第一作に至っては、アニメーター諸兄の技術であるとか効率というものも追いつかず、途中で消え…
高速空母(十字空母)は視聴者にガミラスの有機的デザインを決定的に刻み付けた戦闘艦艇である。残念ながら登場シーンは少なく、むしろ2199でヒットした艦艇ともいえた。なんかイラっと来るが、考察してみたい。 ――データ―― 艦名・艦級名:不明(通称:高速…
タンカーロケットは500日ごとにガミラス惑星タックス部第8支局からビーメラー星に派遣され、ローヤルエキスを集荷し帰還する輸送用タンカーである。 ――データ―― 艦級名:不明 類別:判然とせず 全長:不明 全幅:不明 自重:不明 武装:不明 全部不明 第16話…
ドメル将軍は非常に癖の強い指揮官である。また、立案する作戦も彼の性格同様に癖が強く、専用の艦や艦隊を用いる必要が有った。 今回は、ドメル将軍の旗艦=ドメラーズ2世/3世を考察したいと思う。 旗艦級戦艦(ドメラーズ3世) 艦級名:不明 全長:不明 全…
初代デスラー艦はテレビシリーズのみに登場する戦闘艦艇である。ようやく銀河系へと帰還を果たしたその瞬間から総統はヤマトに対する最後の攻撃を始めた。 その、切り札にして総統の身を守った秘密兵器。それが初代デスラー艦である。 ――データ―― 艦名:不明…
デスラー戦闘空母はその名の通り、デスラー総統座乗のガミラス帝国艦隊総旗艦である。残念ながら登場は〈宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち〉のみであるし、戦果を挙げたとは言い難い。 が、インパクトは強かった。また、ベースとなった戦闘空母と各所をマイナ…
2代目デスラー艦は一応、通称である。完全に大破した初代デスラー艦に代わるデスラー総統の旗艦であり、ガトランティスによって整備されたらしい戦闘艦だ。 今回はこれを考察してみたい。 ――データ―― 艦級名・艦名:不明(通称・2代目デスラー艦) 全長:235…
冥王星前線基地の勇士を率いたシュルツの旗艦であり、ヤマトに肉薄した数少ないガミラス艦の一隻。その詳細を考察したい。 ――データ―― 艦級名:不明 全長:270メートル 全幅:不明(予想:50ないし60メートル) 自重:不明 武装:大型3連装エネルギー砲塔2基…
有機的なデザインのガミラス艦隊の中で唯一無機質なのがこの三段空母。しかし、よく見ると結構生物っぽい部分がある。それ以上に、割合に常識的なスペックを原作の時点で与えられたヤマトシリーズでは結構珍しい部類の戦闘艦なのである。 ――データ―― 艦級名…
ガミラス艦艇の中で恐らく最小。少なくとも艦としては最小であろう。しかも宇宙戦艦にしては珍しい前方への武装が限定的で指向がほぼ不可能。いびつと言えばいびつ、意味不明と言えば意味不明。 そんなミサイル艦について考察してみたい。 ――データ―― 艦級名…
デストロイヤーより細身であるが、概ね大型。ミサイル艦より数的に重武装。しかし、出番はより少ない。そんなクルーザーについて考察してみたい。 ――データ―― 艦級名:不明 全長:不明 全幅:不明 自重:不明 武装:大型エネルギー砲4門(目)、大型3連装無…
ガミラス艦艇の内、最も出演数の多い戦闘艦。それが駆逐型デストロイヤーである。しかしながら、その名称と言い数値設定と言い結構いい加減。 いい加減過ぎて詳細な考察は困難だが、しなければお話にならない。 ――データ―― 艦級名:不明 全長:150メートル(…
戦闘空母は砲戦能力と艦載機運用能力を兼ね備えた強力な戦闘艦である。しかも、比較的小型な艦体でそれを実現しているというのが極めて特殊。 そして、最も描写と設定と能力の関係性が乖離している艦艇。この艦艇の妥当な数値を見付けなければ、他のガミラス…