旧作ヤマト考察協会

第一作から完結編まで、旧作宇宙戦艦ヤマトを出来る範囲で現実的に考察するブログです。

ガトランティス兵器群 超巨大空母―史上最も合理的な艦―①

 

 

 短い登場時間ながら、さらばでは圧倒的インパクトを視聴者に与え、それでいてがっつり作画と設定画と大きな齟齬をきたした超巨大空母。2では僚艦2隻と共にプロキオン方面から土星圏に突入するも、回転機構を披露することなく奇襲攻撃を受けて爆沈。
 挙句、ヤマトのご都合主義だとか無意味なギミックなどと中傷されてしまう哀れな旗艦。

 

 しかし、本当に無意味なギミックであったのだろうか。


 世の中、大抵の事には理由がつけられる。その努力を怠ってあげつらうのはあまりに愚かなのではないだろうか。まして、リメイク作を評価するためにやり玉に挙げたのなら失礼極まる。

 そこで、今回はこの超巨大空母を考察したいと思います。

 


 まず鬼門のスペックから。

 

 データ

 全長:315メートルないし480メートル
 全幅:95.5 メートルないし145.5メートル
 自重:6万5千500トンないし20万トン強
 武装:8連装回転砲塔14基、4連装対空回転砲塔、対空フェーザー砲42門、連装ミサイルランチャー4基
 搭載機:302機ないし208機
 機種:艦上攻撃機デスバテーターおよび艦上戦闘機イーターII

 

 

 

 全然巨大じゃないみんなむしろこっちを突っ込むべき。

 そして、デスちゃん甲板に乗らない。発艦出来ない


 デスバテーターをもし幅40メートル設定としたならば、全く持って発艦させられない。計算してみると、滑走路が二つに発艦口が4セットという事は艦幅のうち200メートルは絶対必要な幅であるが――設定上最大値であっても54.5メートル足りない。最小値に至っては104.5メートルもオーバーしてしまう。大体、滑走路だけでも80メートルの幅は最低限必要であり、最小値ではこの時点で残り15.5メートルしかないのだから端っから発艦出来ないのである。

 仮にその半分の21メートルであったとしても、105メートルが最低値として必要になる。滑走路幅のみであったとしても42メートルは必要。最小値では10メートル程オーバーしてしまう、最大値ではあと20メートル絶対的に不足する。

 もっと言えば、滑走路がギリギリということは万が一操作を誤れば一発で一本滑走路が使用不能になってしまう。上下左右に後3本あるといえど、不安はぬぐえない。


 これ、デスバテーター偵察仕様をスクラッチして初めて認識した事。震えるほどの巨大さで、大きさをそろえて作った潜宙艦と並べた時に愕然としました。正直に言って『こりゃ載らねぇぞ?』と思った。

 

 面積でいえば、全長はデスバテーター格納状態で19機分、幅は3機分、高さは10メートルとして2機分しかない。単純計算で片面114機分。格納不可能と思われる部分を除いて100機程度か。方形として計算したため、かなりざっくりしている計算だがそれでも――超巨大空母なのに100機超程度しか載せられない。


 容量として見た場合、曲線を無視して甲板一枚当たり315×95×20(多めに見積もって)=59万立米。曲線部を長さ50、砲塔部等を総計して幅63、長さ200を搭載不可能部とすると、31万5000を減じて27万5000立米。480メートルとしても107万5000立米。
 デスバテーターは全幅41メートルであり、仮に爆弾未搭載時に“尻尾”が格納できるとして面積は半円より小さいとはいえ450平米はあろうか。デスバテーターの設定画は結構丸っこくて高さがある為、全高は10メートル弱ほどか。あるいは描写的に5メートル程度。つまり、4500から2250立米。もう少し現実的な想定として立方体として周辺も組み込むこととし、縦25、横41、高さ10ないし5とする。1機当たり10250ないし5125立米。
 315メートル案で甲板一枚につき26.8機(ないし54機)、合計53.6機(ないし107機)。480メートル案で104.8機(ないし210機)、合計209.7機(420機)。ぎちぎちに、整備スペースなしで詰め込んでこれだけ。

 しかし、機体の昇降や運搬、整備に関わる部分を全て度外視しているため、これよりも搭載機数は減ってしかるべきである。

 

 確かに、大型飛行艇を315メートルでも100機積めるのはかなり魅力的である。が、惑星侵攻の為の大戦力としては、100機程度しか収容できないのは痛い。これでは空母と言いうよりも、いずもの改修案やかつての空母大鳳のそれ(大鳳は前進する中間補給基地というのが昔は主流だった。当時それを考えての設計だったかは疑問だが、利用法の一つとしては間違った方向性ではない)に近い、中間補給基地だ。

 仮に原作設定値であったとしても、さらばにおいて、この搭載量で何でバルゼーが地球艦隊を圧倒できると思ったのかは不明。
 武装滑走路としてはこれで十分だろうが、あくまで空母として、特に大兵力投入の拠点としては最低でも倍以上の搭載機数が欲しいだろう。発艦できればね。

 

 

 大して詰めない、そもそも発艦出来ない、これでは大して戦力にならない数値設定の大幅というか、決定的ミスとしか言いようがない。これは擁護できない以前に、擁護すべきではない

 ふっと思ったが、データのあれって単なる勘とかノリか、あるいは単純に容量で計算したんですかね? とはいえ、発艦口につっかえるは滑走路を走れない様では……話にならない。

 

 

  劇中戦力の推計

 仮に、このままの数値でプロキオン方面軍の総機数を勘定してみる。


 同艦隊は3隻の大型空母と57隻程度の中型空母を編入している。ここから単純計算すると方面軍が所有している艦載機は最大で大型空母が総数1260機、最小321機、妥当なラインで600機。中型空母が(250×70×20)-(250×20×20)として容量25万立米、一隻当たり24機ないし50機。数字だけ見れば馬鹿にならない機数ではあるが、中型空母では無く軽空母。しかも、発進口につっかえる。全体で1368機ないし2850機
 つまり、艦隊総機数最小1689機、最大4110機。妥当な線は2500ほどか
 最小機数だと、レイテ沖に投入された米艦載機総数を下回るが、最大機数場合はエセックス級カサブランカ級を全艦投入したのと同規模の航空戦力になる。(レシプロとコスモプレーンでは例えに相応しくないとも思ったが、ヴィジュアル的にイメージしてもらおうと思って)

 中型高速空母が数の力とは言え、かなりの搭載機数を誇る。これを加味して超大型空母を組み合わせて運用するならば――


 中型高速空母の滑走路に露天で目一杯係留し、作戦に当たっては露天係留機の帰投ないし補給は超大型空母に任せるという考え方が出来よう。先に述べた通りの中間補給基地、あるいは洋上の工廠としての任務が考えられる。


 一つ問題なのは、露天係留の危険性であり、都市帝国本体やその支配域がすぐ近くになければキャパシティ以上の艦載機が調達できず、しかも格好の的。超大型空母は搭載する艦載機を全て直援任務に振り分ける必要が有るだろう。また、作戦中に帰投しても、超大型空母のキャパシティもいまいちであるため、損失なしで帰投した場合、補給にあぶれるデスバテーターも出てくることは容易に予想できる。

 
 これらの事情を加味したとしても、である。一時に投入できれば、かなりの大戦力であり、敵地に壊滅的な打撃を与える事が可能だろう。正直、それぐらいしか擁護の言葉が出ない……。

 


 しかし、である。戦艦35(+1)、巡洋艦81、空母5、駆逐艦護衛艦多数を擁する惑星国家相手にこの機数はちょっと少ないんじゃないのか。基地航空戦力もそれなりに保有しているだろう故、これを加味すると地球艦隊に善戦された場合、プロキオン方面軍の航空戦力だけではとても地球本土進攻はできないように思われる。
 プロキオン方面軍が全滅覚悟で襲撃、同期する形でシリウス方面軍の大規模な艦砲射撃が行われるならば、そうすれば艦隊や基地を圧倒できるだろう。が、この戦力では少しでも計画が狂うと即、白色彗星のお出ましが不可欠になってしまう。端っから地球へは攻撃の手数が足りなくなる。しかも、戦力の不足したプロキオン方面軍はシリウス方面軍との作戦同時進行以外では成功の見込みはない。

 この足りない戦力では、どうやっても勝ちようも戦いようもないのだ。艦隊ならば勝てる可能性も幾らかは存在するが、惑星を征服するには全く戦力不足だ

 作戦としてそれって……

 


 改めて、
 旧作で絶対に信用してはいけない事は、死亡描写メカの設定数値であると肝に銘じた次第。

 

 

 全長の再設定。
 一応、妥当な数字として2キロ程度があげられる。
 あのデザイン画のままの形状で、飛行甲板の幅を一機当たり幅40メートルのデスバテーター2機が側壁にぶつからずにほぼ並走できるのは約120メートル(スケモをモックアップ代わりに使用)。これを確保すると、滑走路2本ですでに240メートルを計上しなければならない。非滑走路部分は滑走路より幅広だが、狭くとも360メートルほどは絶対に必要。合計すると600メートル、余裕を幾らか持たせると――艦幅は700メートを下らない。これが超大型空母の最低艦幅といえよう。原作設定最小値の7.33倍、最大値の4.811倍に当たる。

 横幅だけで、2199のゼルグート級(730メートル)に匹敵するって――もはや悪夢。


 全長最小値を拡大すると2.45キロ、最大値では2.3キロ程度と途方もなく巨大になる。縦横の比率は大体1対3である為……設定数値に寄らない場合は全長2.1キロ強がデザイン的に妥当な数字

 つまり――

 

 全長は大きさで比較するならば、ヤマトⅢに出て来たベムラーゼ君の機動要塞ゼスパーゼやディンギルの移動要塞母艦程度の大きさである。要塞だぁ……

 デスバテーターが21メートル計算ならば全ての数値が半分となる。それでも艦幅350メートル、全長1キロ……ゴルバ型浮遊要塞やリメイク版の超巨大空母と同等の大きさ。でけぇな……

 

 

 なお、頭のツルっとした人物が「急降下爆撃隊、発進準備完了しました!」ってセリフの前のシーンで、エレベーターを利用して4機ごと2列が並んで上昇する描写がありましたが――あれは考慮に入れていません。ややこしくなるから

 もしあのエレベーター考慮に入れるとするならば、位置は中央部あたりの非滑走路帯に同定できるだろう。つまり短手140メートル、長手280メートルほど巨大エレベーターという事が言える。さらにエレベーターの前後左右にも結構な空間がある為……中央部だけで340メートルは下らないだろう。この中央帯は3つの開口部を持ち、一方で両舷の非滑走路帯には二つの開口部がある。このうち、恐らく最も艦橋に近い開口部は迎撃機と言うか直掩機発進用なのだろう。あるいは、艦首側の蜂の巣の背後にあるインテーク様開口部がそれにあたるかもしれない。この発進口のみ、単機用の開口部となっている。となると6開口部=6機発進=240メートル以上の幅が必要となり、これは前述のエレベーター描写を軸にした数値設定と合致し得る。

 この場合、非滑走路部分のみで約1200メートルを算出する。また、描写によっては滑走路が非常に広くとられている――これを考慮の外にしたとしても、滑走路は合計で約400メートル程度は比率として必要。

 最終的な値は全長4.8キロ、艦幅1.6キロの途方もなく巨大な空母となってしまう。これでも構わないのだが、引きずられる形で大戦艦が3キロほどのエグイ全長になる。

 これはさすがに――ねぇ……?

 

 

 再設定における収容力の再考

 甲板上の白色部分を全て格納庫と仮定する。
 艦の推進部は艦橋と同一の後部ブロックであると仮定し、飛行甲板ブロックは甲板ブロックで別の動力部を備えると仮定。自衛用のミサイルや一部燃料をこの部分に格納、動力部から配線して飛行甲板上の各種火器を作動させる。接合部は完全に上下一致した形状であり、エアロックを挟んで(スペースシャトルと宇宙ステーションのドッキングの様に)通行可能なものとする。

 純粋に格納庫として使えるのはあのパンケーキみたいな飛行甲板2枚。
 とすると460×1400×比率的に50メートルの高さ=3220万立米。先端の曲線部を一旦無視しているため、甲板一枚の容量はこれ以下。7155機分、高さ5メートル計算では倍の14311機。
 先端曲線部を半径500メートルの半円に単純化して78万5千立米を減らして、174ないし348機分が減る。さらに、砲塔部や明らかに格納できなそうな部分を幅150、長さ総計400程度として300万立米に当たる666ないし1333機を減らすと……単純計算6315ないし12630機収容できることになる。両面で倍。スゲェ容量じゃん? と思えるがこれはデスバテーターが液体状に格納できた場合の話。


 デスバテーターの体積をさっき使った妥当な値、1機当たり10250ないし5125立米として計算する。すると、片面2869機から5738機が収容できることになる。搭載の為の機材や発進の為の各種機構がある為、この数字を上回る可能性は低い。仮に、作業スペースに各機の上下空間2メートル程度上積みると1機当たり14350立米ないし8200立米、1979機ないし3464機となり装甲厚を確保するとなると更に10から20パーセントは減るだろう。となると1隻当たりの艦載機総数は3000機ないし5500機であろうか。

 艦載機用の爆弾や燃料等を甲板やその周辺に置くとなれば当然、搭載機数は圧倒的に減る。自衛火器の搭載スペース(砲座基部)も加味しなければならない。
 最終的に妥当な数は1隻あたり2000から4000機だろう。これならば、大規模戦力の供給源として非常に信頼に当たる数となろう。これだけあればまさか地球艦隊に全機叩き落されるという事があり得ようはずがないと考えて突撃させるのも無理はない数値になる。

 

 再設定値(デスバテーター40メートル想定)

 全長:2.4キロ 
 全幅:720メートル 
 武装:8連装回転砲塔14基、4連装対空回転砲塔、対空フェーザー砲42門、連装ミサイルランチャー4基
 搭載機:常用1400機+補用400機
 機種:艦上攻撃機デスバテーターおよび艦上戦闘機イーターII

 

 上記はいわば――中間値的再設定値である。が、何にせよやはり2キロを下ると、2機種を搭載していることを考えると、本当にうれしくない状況になろう

 しっかし、ほとんど要塞……。挙句、艦内描写を前提とすると全長が2倍である為、搭載機数も2倍の4000機から8000機を見込める。まるで2202みたいな数値になってしまった。

 

 

 再設定値におけるプロキオン方面軍の戦力推計
 一応、中型高速空母の大きさをざっくりと計算すると、私の想定の超大型空母と同程度の数値にそろえると――想定滑走路幅60メートル、艦幅240メートル、全長800メートル。全部格納庫に使えるとして380から300万立米の容量として予想搭載機数デスバテーター264機から463機。
 大きさの割にはあんまり積み込めない。例によって、整備スペースは一通り無視している。100から200機分の容量を各種スペースに振り分ける必要があるか。

 

 これらのデータを用いて、プロキオン方面軍の艦載機総数を再度計算してみる

 搭載機数を超大型空母は2000機から4000機、中型空母は200機から350機として計算すると、超大型空母3隻だけで6000から1万2000機、中型空母約60隻全体で1万2600から2万1050機。総計1万8800から3万3000機。ただし、中型空母に露天係留で10機強をプラスするとそれぞれ端数を繰り上げできる計算になる。

 

 ミサイルの本数でいえば総数18万から33万本強、うち大型ミサイルは3万70000ないし6万6000本を発射することが可能だ。仮に通常ミサイルにW88弾頭=457TNT換算キロトンを積みこんだり、大型ミサイルをトライデントと同等としてW88 弾頭並みの弾頭を14発積み込めるとすれば=6398TNT換算キロトンーー

 大型ミサイルだけで2億5000万(=25万TNT換算メガトン)から4億5000万(45万TNT換算メガトン)、通常ミサイルで6535万(=6.5TNT換算メガトン)から1億2000万(=12万TNT換算メガトン)。合計3億1000万(=31万TNT換算メガトン)から5億7000万TNT換算キロトン(=57万TNT換算メガトン=0.57TNT換算ギガトン)の破壊力を投射できるのだ。威力としては、少々大きめの隕石衝突に近い。

 これならば、タイタン基地ごと地球艦隊主力を消滅させることが出来るだろう。


 注目してほしいのは、どの想定においても超大型空母が艦隊搭載総機数のかなりを占めるという事。超大型空母3隻だけで総数の大体30パーセントを占める。つまり、1隻でプロキオン方面軍の航空戦力中10パーセント以上の艦載機数を保持するのである。

  ミサイル投射による破壊力は3.1万から5.7万TNT換算換算メガトンと、あのツァーリ・ボンバの100倍強の威力がある。ヴィジュアルで示すなら、関東一円を100回焦土に出来る威力。エグイ……。

 

 

 

 運用の基本方針

 ずばり、絶対に超大型空母を敵の空襲に曝すわけにはいかないという事である。
 1隻が戦闘不能になるだけでも艦隊の1割ほどの戦力が失われる計算だ。まして、3隻とも失われようものならばその時点で3割を喪失して作戦続行が困難になってしまう。超大型空母の構造上、一度に戦力全喪失するわけでは無いが5分強は確実に喪失してしまう。3隻が一度空襲を受けただけで2割喪失。敵の対空砲火で沈む分を考えると、かなり痛い……。

 

 空襲などありえない地点に、超大型空母を置かなければならない。


 超大型空母を敵の空襲から守るには、敵の行動範囲外に拠して中型高速空母を半ば盾として周囲に配置して搭載機は直援、艦自身は被害担当として作戦に参加してもらうほかない。
 中型空母は10隻沈んではじめて超大型空母1隻分の戦力喪失になる。仮に、プロキオン方面軍の総力がより少なかった場合は、より中型空母の価値が低下するためガンガン前衛を務めてもらって、戦力の核である超大型空母の防空を務めてもらいたい。この戦力比であれば、この運用以外はリスクが高すぎる。対艦隊戦闘にせよ、基地攻撃にせよ、その根幹が超大型空母となる。

 

 フェーベ沖では案の定、超大型空母が狙われ、ヤマト飛行隊によって戦闘力のかなりの部分が喪失。次いで殺到した宇宙空母の雷撃隊が攻撃に移るに至って、周囲の中型空母と共にプロキオン方面軍の戦力4割喪失は避けられなくなった。

 最初の攻撃を止められなかった時点でプロキオン方面軍の敗北は確実であったのだ。止めにヤマトが自ら接近して砲撃戦を行い、中型空母すら全滅の憂き目にあった。

 

 ただ、これらも初めから空襲があり得ない場所にあると確信して作戦遂行に移ったから。加えて、ガトランティス艦の普遍的にあるステルス性や出来るだけ強化した無線封鎖、フェーベに隠れて観測できないようにする等々、やれることはやった。だからこそ結構気を抜いていたと説明できるだろう。

 おごりと言われれば仕方がないが、栗田中将や南雲中将にもそれなりに理由があっての行動であったように、ゲルンにとっても仕方のない面もあったといえるだろう。

 

 

 

 形状や数値の割合は基本的に問題ないが、その数値自体が話にならない。が、正しく全長設定すれば――背筋が寒くなるほどの大戦力を提供できるのである。 

 当たり前だけどね。

 

 次回の考察は、ギミックについて。