2021-01-01から1年間の記事一覧
回を重ねて来たヤマトⅢの考察或いは解説、今回は対象を人物に絞りたいと思う。つまりボラー連邦陣営の面々である。 ボラー連邦―― 国家元首(或いは最高指導者) 氏名:ベムラーゼ(Bemlayzé/Bolar Prime Minister Bemlayze) 年齢:不明(中年と推測) 階級/…
ヤマトⅢ、シリーズの佳境であるシャルバート到達から太陽系帰還にかけてのエピソード。それは佳境に相応しく幾多の熾烈な戦いに彩られていた。 長かったヤマトⅢ戦闘考察、今回でようやくの区切りです。 シャルバート上空奇襲戦 ガルマン・ガミラス帝国側参加…
第22話ラスト、グスタフ中将率いる北部方面艦隊によって惑星ファンタムは抹殺された。衝撃を受け、抗議する古代だが彼の理論はガルマン・ガミラスには通用しない。 しかして、古代たちは足踏みをしている場合では無かった。人類が移住できる惑星を探さなけれ…
シャルバート信者という強烈な伏兵に苦しんだ本星防衛線、巡礼者に構った結果うっかりハーキンスの襲撃を受ける。ダブルでシャルバート信者に苛まれて、それでも共感してしまうヤマトクルーの‟振り子メンタル”には辟易するが―― 少なくともガルマン・ガミラス…
バース星周辺では極めて卑怯卑劣な戦闘ばかりが繰り広げられた。 といっても2つしか戦闘は起きていないが――中でもあのガルマン・スピッツ(本人談)の戦闘はまさにゲール君が2199で述べていた「卑怯者」の戦闘。オリジナルらしく、2199のあのギロロヴォルフ…
アルファ星第4惑星から白鳥座にかけての宙域はヤマトとダゴンが血みどろの戦いを繰り広げた舞台である。ストーリーのボリュームも何と5話も費やしている。 その割には中身のない戦いだが――考察しよう、パート2。 白鳥座域決戦・ロス第154惑星域戦 ガルマン・…
アルファ星第4惑星から白鳥座にかけての宙域はヤマトとダゴンが血みどろの戦いを繰り広げた舞台である。話のボリュームも何と5話も費やしている。 その割には中身のない戦いだが――考察しよう。 アルファ星第4惑星奇襲戦 ガルマン・ガミラス帝国側参加部隊:…
偶然太陽系にワープアウトしたラジェンドラ号。そこへ通りがかったヤマトが退去を勧告するが、大破したラジェンドラ号にはそれだけの能力すら失われていたのである。そこでヤマトは防衛司令部と相談の結果、ラジェンドラ号を海王星ドックへ回航させ人道支援…
ヤマトⅢの冒頭は全く地球が関係なかった。地球の預かり知らぬところで大規模な総力戦が繰り広げられていたのである。 その中で天の川銀河の命運を左右する一戦――後に地球に関わることとなるバース星を巡った大決戦が発生していたのだ。 第一会戦(ペルセウス…
ハイドロコスモジェン砲を受領したヤマトは一路、亜空間ゲートを通って太陽系へ急ぐ。地球人類には、もはや時間がない。急げヤマト。 第25話、ラストエピソードである。 亜空間を通り高速航行、太陽系へと帰還したヤマト。防衛司令部へと通信を入れると、藤…
スカラゲック海峡星団域で激闘を演じたヤマト。 激戦を切り抜けたものの、地球人類を救う見込みはない――しかし、ルダ王女はシャルバートへの道を示してくれた。この一縷の望みに、ヤマトは賭ける。第24話の話である。 あらすじは―― 星に偽装した亜空間ゲート…
第23話――ルダ王女を迎え入れ、あれから2か月。探査予定最後の星、スカラゲック海峡星団β星に到達したヤマト。 しかし、この星は酸素含有量が少ない上に嵐が頻発しており、どうにも住めそうにない。ヤマトのモニターに映し出されるβ星の荒漠たる地表。真田さ…
第20話から第22話に及ぶ大ボリュームを擁するのが惑星ファンタムにおける一連のエピソードである。 大まかに分けると第20話=惑星ファンタム到達と探査開始に超常現象の頻発、第21話=ヘルマイヤー少佐の登場と、惑星ファンタムの正体の判明、第22話=土門・…
太陽制御失敗を目撃した古代ら。そのお詫びにと、総統はヤマトにガルマン・ガミラスの周辺域にあった惑星ファンタムの情報を渡す。 惑星ファンタム、未知の惑星へとヤマトは旅立った――第18話ラストの話である。 そこから話は飛んで翌第19話――冒頭のヤマト艦…