2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧
ヤマト2。なぜサーベラーは総統を追い落とそうとしたのか。女の嫉妬か、彗星帝国執政の一人としての義務か。総統への不満を持っていたのは、どうやらサーベラーだけではないらしい。 出来るだけ真面目に、深く考察してみたい。と、その前に彼女の行動をざっ…
地球艦隊を飲み込んだ後、白色彗星は太陽系を直進。地球前面にて停止――降伏を勧告する。猶予は1時間であったが、回答が出来るはずもなく白色彗星は前進。 そこへヤマトが現れ、地球を守る最後の決戦を行う。 ガトランティス側参加部隊:大帝星ガトランティス…
土星決戦とは読んで字のごとく、土星圏で行われたガトランティス艦隊と地球艦隊の決戦である。ガトランティス側は精鋭の第6遊動機動隊を、地球側は全地球艦隊を結集し、正面切っての戦闘を行った。 ガトランティス側参加部隊:第6遊動機動隊、大帝星ガトラン…
ガミラス人の特徴の一つは、放射線源の存在しない空間では生存できない事だ。 無論、短時間なら問題ないのだろう。運動のような事をしなければ問題ないのだろう。だが、基本的には放射線源の無い空間では生存できない。 だからこそ、遊星爆弾で地球をガミラ…
いうなればガミラス最終戦は、ヤマトが白色彗星と戦う直前に起こったことである。奇跡的に生きていたデスラー総統がガミラス再建のための一種の通過儀礼としてヤマトを急襲。これにヤマトが応戦したことにより始まる。 ガトランティス側参加部隊: ガミラス…
さらば宇宙戦艦ヤマトの中盤における山場、テレザート解放戦。テレサのメッセージを受け、白色彗星の秘密を探るべくテレザートへ向かったヤマト。これに対しガトランティスは同惑星の守備を司るゴーランド、ザバイバル両将に警報をはする。 これによってゴー…
パワードスーツつまり強化外骨格はSFの肉弾戦には欠かせない。 前回、宇宙艦隊が機能している環境における地上戦において、パワードスーツは愚か地上戦について行う事について疑問を呈した。また、地上戦においてもパワードスーツの必要性が疑問であることも…
パワードスーツつまり強化外骨格はSFの肉弾戦には欠かせない。 個人的にはその理由がいまいちわからないので、自分を説得するつもりでパワードスーツについて考察したいと思う。 まず、パワードスーツが必要になる場面を考えたい。 恐らく、地上制圧戦が第一…
ヤマト第一作で壊滅したガミラス帝国。 しかし、大小マゼラン雲を掌握しておきながら立った一隻の戦艦によって壊滅したというのは解せない。確かに、本土決戦に敗北した以上、それまでのガミラス帝国が存続できるはずもないが、しかし完全に消滅してしまうと…
さらば宇宙戦艦ヤマトにおいて最初の戦闘は第11番惑星に置けるものである。 残念ながら、ヤマト到着時においてすでに戦闘が終了しており、その仔細は全く不明である。そのため、全てを妄想推測する他ない。 なお、名称は私が勝手に考えた。 第11番惑星前面域…
ヤマトにおけるご都合主義、或いはSFから外れた描写として挙げられる事はいくつか代表例がある。 発進の際に沈み込むガミラス艦載機。 下方に落ちてゆく戦艦。 下方に兵装の無い戦艦。 生える第3艦橋。 確かに矛盾やご都合主義と言える。いや、そう見える。…
ガミラスとガトランティスの共同戦線構築は両者の将兵同士の軋轢によって失敗してしまった。その経過を考察し、仮にがっちりとスクラムを組んだ場合の予想される成果も含めて一つの考え方を明らかにしてみたいと思う。 ガトランティス・ガミラス共同戦線 ガ…
旧作ヤマトをあえて今、徹底的に考察し説明を付けるという事にこだわって来た。 旧作に対して常に口にされるご都合主義という言葉だが、それは単純に知識不足とか発想力不足に起因するものが大半である。なぜそうなるかといえば、固定概念というか否定の為の…
なぜ宇宙戦士訓練学校の土方教官が、第11艦隊の司令官という格的に異例な配置換えになったのか。またヤマトクルーの人事はいかにして行われたのか。色々疑問が生じている。 これは中々に考証・考察のし甲斐があるのではないだろうか。 これは中々に考証・考…
さらば宇宙戦艦ヤマト、ヤマト2(以下、ガトランティス戦役)の第一の問題はこのヤマト発進自体にある。いわゆる、ヤマトの反乱だ。 松本作品らしい冒険譚の始まりとしてはこれ以上ないものだろう。だが、軍というものに属しているヤマトがそれをしては本来…
さらば、ヤマト2共に発生したアンドロメダと護衛艦のニアミス。ただし、その性質は両者で大いに異なる。内容も、評価も、影響も全く異なるのだ。 今回はこちらを検証したい。 さらば宇宙戦艦ヤマトにおいて、進宙式を終えたアンドロメダは即時公試運転に移る…
拡散波動砲はさらばとヤマト2において登場した新型波動砲である。 さらばにおいて第二期地球艦隊の華々しい戦果を印象付ける決戦兵器であった。ヤマト2においても白色彗星のガス体を取り除く圧倒的な威力を見せつけ、第二期地球艦隊の強力さを印象付けた。 …
2代目デスラー艦は一応、通称である。完全に大破した初代デスラー艦に代わるデスラー総統の旗艦であり、ガトランティスによって整備されたらしい戦闘艦だ。 今回はこれを考察してみたい。 ――データ―― 艦級名・艦名:不明(通称・2代目デスラー艦) 全長:235…
ガトランティスがなぜ、地球侵攻を決意したのか。 実は判然としない。 だって、地球艦隊は大型艦・中型艦共に全艦拡散波動砲装備の超火力偏重タイプ。これと正面から戦うとすれば、ガトランティス艦隊の損害は免れない。そんなこと、誰だって精密なシミュレ…
月軌道地球防衛戦とはヤマト2における最後の戦い。ガトランティスとヤマトによる、地球の未来を賭けた最終決戦である。 登場人物全てが死力を尽くして戦う、命がけの戦いであった。 ガトランティス側参加部隊:都市帝国→超巨大戦艦 指揮官:ズォーダー大帝 …
監視艦隊とは不明瞭な組織である。実力組織であるのか、単なる行政組織の一つなのか。行政警察かそれとも憲兵なのか、判然としない。また、そのトップであるミルという人物もガトランティスにおいてはかなり異色の存在といえよう。 今回はこの監視艦隊を考察…
なぜガトランティスは宇宙を周回し始めたのか。その原点は分からない。だが、周回する理由は容易に説明できる。 宇宙を周回しながら征服を続けるというのも、重要な国家体制の一構造と評すことが出来る。 もう一度言おう、ガトランティスは巨大軍事国家であ…
ガトランティスがなぜ、宇宙を巡るのか。 実は判然としない。 それもこれも、ガトランティスの方針がかなりふわっとしているせい。 だって、ガトランティスには全宇宙を征服するというとてもざっくりした目的しか無いのだから。 イデオロギー、目的と手段の…
もう少しだけ独裁者を加えたガトランティスの説明を行いたいと思う。 だから我慢してください。独裁についてのめんどい話は今回で終わり――のはず。 大権を持つ大帝の発生は徳や神聖性に関係ない法を元にした民主制の役職にあると仮定できる。 軍指揮権と行政…
私はガトランティスの何に惚れこんでいるかといえば、そのオマージュ性と国家体制のリアリティである。 確かに、ガトランティスの国家体制は明言はほとんどない。不明なものである。 だが、しかし、描写から推測する事が可能なのだ。 国家体制やその国家とし…
冥王星前線基地の勇士を率いたシュルツの旗艦であり、ヤマトに肉薄した数少ないガミラス艦の一隻。その詳細を考察したい。 ――データ―― 艦級名:不明 全長:270メートル 全幅:不明(予想:50ないし60メートル) 自重:不明 武装:大型3連装エネルギー砲塔2基…
有機的なデザインのガミラス艦隊の中で唯一無機質なのがこの三段空母。しかし、よく見ると結構生物っぽい部分がある。それ以上に、割合に常識的なスペックを原作の時点で与えられたヤマトシリーズでは結構珍しい部類の戦闘艦なのである。 ――データ―― 艦級名…
ガミラス艦艇の中で恐らく最小。少なくとも艦としては最小であろう。しかも宇宙戦艦にしては珍しい前方への武装が限定的で指向がほぼ不可能。いびつと言えばいびつ、意味不明と言えば意味不明。 そんなミサイル艦について考察してみたい。 ――データ―― 艦級名…
デストロイヤーより細身であるが、概ね大型。ミサイル艦より数的に重武装。しかし、出番はより少ない。そんなクルーザーについて考察してみたい。 ――データ―― 艦級名:不明 全長:不明 全幅:不明 自重:不明 武装:大型エネルギー砲4門(目)、大型3連装無…
ガミラス艦艇の内、最も出演数の多い戦闘艦。それが駆逐型デストロイヤーである。しかしながら、その名称と言い数値設定と言い結構いい加減。 いい加減過ぎて詳細な考察は困難だが、しなければお話にならない。 ――データ―― 艦級名:不明 全長:150メートル(…