旧作ヤマト考察協会

第一作から完結編まで、旧作宇宙戦艦ヤマトを出来る範囲で現実的に考察するブログです。

地球

ヤマトⅢ 地球側登場人物の考察

久々のテレビシリーズであるヤマトⅢでは地球側でも懐かしい面々の他に、新たな登場人物も多数現れ結構なボリュームを成す。 なお、今期から軍人や公職者の被る帽子の顎紐が腰(俗にいう鉢巻)と同じ色に変更された模様。今までは黄色で目立ったが、今回から…

地球連邦装備品 星間移民船とその計画(ヤマトⅢ)

星間移民船はヤマト史上2度計画されて内、1度は途中まで使用。続旧作で1度実際、本格的な運用をなされた。しかし性能緒元がイマイチ示されず、その内容は不明である。今回はこの移民船をざっくり考察したいと思う。 が、その前に地球の総人口の想定をしてお…

銀河系大戦(ヤマトⅢ)参加部隊 地球――領土防衛――

銀河系大戦に登場した地球防衛軍の部隊は新惑星探査計画の配属艦だけではない。他にもいくつかの部隊がそれぞれの職務において画面に登場した。 地球防衛軍教練群 陣容:不明(指揮監督艦、補給基地、観測基地、標的小惑星多数) 活動域:アステロイドベルト…

地球艦隊 訓練指揮監督艦/警備艇/気象観測船

訓練指揮監督艦、警備艇、気象観測船はほんの数カット現れただけの艦艇である。ただ、数カットのみである故に詳細な設定があるはずもなく……できる範囲で考察したいと思う。 訓練指揮監督艦 ヤマトⅢ第4話に巡洋艦2、駆逐艦1と共に登場。第二期地球艦隊を構成…

護衛戦艦 ノーウィック――垂直離陸式戦艦――

何とソ連の戦艦である。ヤマトⅢに登場したこの護衛戦艦ノーウィックは、そのおよそ戦艦らしからぬ特異な見た目と塗装と立ち位置でファンの目を引いた不明な地球戦艦である。 ――データ―― 艦名: ノーウィック 類別:戦艦/艦級名不明 全長:不明 全幅:不明 主…

護衛戦艦 ビスマルク――黒い巨艦――

護衛戦艦ビスマルクはヤマトⅢどころか全地球防衛艦隊史上唯一に近いブラックなカラーリングで目を引く特殊な戦艦である。さらに言えばほぼ全ての武装を隠顕式にした唯一の戦艦である。このほとんど全てが不明な戦艦を考察したい。 ――データ―― 艦名:ビスマル…

護衛戦艦 アリゾナ――過武装戦艦――

護衛戦艦アリゾナはヤマトⅢに登場した地球軍艦艇である。 威風堂々な見た目と共に、あの出渕氏がデザイナーを務めた事で若干過剰気味に高い評価を受けている戦艦。この艦の真価を誰もまともに批判的に見ていないので私が思いっきり批判的な目で考察しましょ…

護衛戦艦 プリンス・オブ・ウェールズ――ネルソン級の後継艦――

護衛戦艦〈プリンス・オブ・ウェールズ〉はヤマトⅢに登場した地球戦艦の一隻である。僚艦たる〈アリゾナ〉らと同様の“ワンオフ戦艦”といえ、その見た目の特殊さゆえにファンの妄想を様々に書き立てた。 ――データ―― 艦名:プリンス・オブ・ウェールズ 類別:…

空間騎兵隊――陸戦のプロフェッショナル集団、その実力

空間騎兵隊は地球連邦の運用する陸戦部隊である。白兵戦のような非機械化戦闘を主戦とするが、他方で陸上兵器や防衛戦に寄与し得る兵器のほとんど全てを操ることが出来る陸上戦のプロ集団である。 登場 さらば宇宙戦艦ヤマトないしヤマト2において初登場。 …

地球防衛軍の人員・質への考察

あれだけ毎年地球に敵対勢力が侵攻してきてよく地球防衛軍が持つな。実際、恐ろしい回復力と評価できよう。この点を考察せずしてヤマトのご都合主義への合理的な説明が出来たとは言えないだろう。 現場指揮官の質 地球艦隊司令官の質は作品中、向上はしなか…

地球防衛軍 戦闘衛星

戦闘衛星はテレビシリーズのみに登場する。完全にやられメカで、しかも性能だのもろくに設定されていない。その割には第3シリーズでも顔を出すのだから、面倒。 そんな哀れなメカを考察する。今回はヤマト2で登場したタイプ。 データ 全長:不明 全幅:不明 …

第二期地球防衛軍艦隊の特徴

地球防衛艦隊(長いので以下、地球艦隊とする)は地球防衛の要である。 元来地球が持つ技術と、イスカンダルよりもたらされた技術を合一して新たな技術を確立。これを以て新鋭艦艇群を建造、比類なき強力な防衛艦隊を建設した。彼らの第一義的な目的は当然防…

地球連邦の考察――概論――

ガミラスの脅威から立ち上がった地球。地球各国は全球的な統一を以て復興を加速、これによって太陽系を再度勢力下に収め、そしてまた遠方へとその力を伸ばしてゆく。 その行く手に立ちはだかる災いとは…… 地球連邦の概要 国家名称:地球連邦 国家体制:大統…