旧作ヤマト考察協会

第一作から完結編まで、旧作宇宙戦艦ヤマトを出来る範囲で現実的に考察するブログです。

リメイクアニメ

数値の怪とコンセプトの放浪 ――藍亞とス―ドロメダ、そしてタコドロメダへ――

注意:ヤマト復活編や2202が大好きな方 、小林誠先生の大ファンの方は、この記事で猛烈な不快感を覚える事間違いないので、ご注意ください。 何でか知らないが、小林メカの特徴として数値設定が非現実的すぎる。という事で今回は復活編から2202に繋がる一連…

スーパーアンドロメダ――戦闘カタパルト艦――

スーパーアンドロメダはスーパーと名のつく割にあんまりスーパーになっていない艦である。その上に、あまりにも多数過ぎて、コピペ艦隊とかいろいろ言われるし、多分この時の艦隊が福井大先生をヤマトの醍醐味が巨大艦隊同士の戦闘であると勘違いさせ、2202…

ドレッドノート級主力戦艦――復活編で唯一、マトモな艦――

ドレッドノート級主力戦艦は復活編地球艦隊の中核的戦闘艦である。あまりにも多数過ぎて、コピペ艦隊とかいろいろ言われるし、多分この時の艦隊が福井大先生をヤマトの醍醐味が巨大艦隊同士の戦闘であると勘違いさせ、2202の艦隊が無駄に多数になってしまっ…

旗艦ブルーノア――西崎Pと小林誠の夢の跡――

宇宙空母ブルーノアはヤマト復活編の冒頭に登場した巨大戦闘艦であり、地球人類の命脈をつなぐべく発進した第一次移民船団の護衛艦隊総旗艦である。重武装で奇襲を仕掛けた敵艦隊に対し全門を以て迎え撃つが、しかし叶わず。だが、ほとんどその機能を失いつ…

2202の真面目な考察Ⅴ ストーリー全般+愚痴

ストーリー全般について、幾つかの要素を取り上げて考察を行いたいと思う。当然旧作との比較を用い、新規性であるとか合理性であるとかをよりわかりやすく効果的に考察したい。つまり、当該設定にリアリティがあるのかや、合理的なのか否かであるとかの点に…

2202の真面目な考察Ⅳ 技術のリアリティと妥当性

2202においては2199以上に目を見張る描写や兵器、構造物が登場した。ヤマトに登場する架空の技術は旧作において現代のファンから相当非難を受けたものである。これを無理やり合理的な内容に落とし込むには、作品の設定を一部批判したり、現代に至って初めて…

2202の真面目な考察Ⅲ 艦隊戦の内容と合理性

戦闘描写は戦争モノSFの華の一つといえるだろう。旧作においても派手な演出があったし、2202の前作である2199においてもかなり派手な場面が幾つかあった。派手な演出といえば、それは2202の十八番であり艦隊規模の巨大さから来る面が多い。 今回は旧作を差し…

2202の真面目な考察Ⅱ 巨大艦隊の合理性

2202の最大の特徴は艦隊規模の圧倒的巨大さだろう。ヤマトらしさがそこにあるのか、という事に加えてこれに合理性を与えられるのかについて、旧作との比較に置いて探りたい。 巨大艦隊の妥当性 脚本担当の大先生はインタビュー記事(ネットに投稿されたもの…

2202の真面目な考察Ⅰ 大帝というキャラクターの差異

やぱり2202という作品が存在しているのに概ねスルーしたり、そのくせ時折通り魔的に批判しているこの姿勢は制作に関わった声優さんやアニメターさんや音楽家の皆さん、あるいは広報担当の方や必死に提灯記事をまとめた芸能記者さんたちに失礼だろう。枠をあ…

リメイクアニメ・ガトランティス――戦闘内容への疑義――

リメイクアニメにおける旧作のご都合主義排除の成否に関して、それはファンが行うのが基本だろう。あんまり乗り気でない方のほうが多そうだが(超☆皮☆肉)。 とはいえ、あんまりにもあんまりな内容に関しては取り上げざるを得ない。 ある意味、交通違反に引…

白い闇―2202版彗星

一応、2202のよくわかんない白い闇について。 全く触れないのは逃げたような印象を受ける、なんてこともあろう。ガトランティス人としてはそれは看過できない。なので、お節介にも考察をする。 (注意:書き終わってみたら批判記事だった件) 白色彗星=滅び…

ヤマト世界における艦載機の価値

ヤマト世界において艦載機はとても特殊な存在である。 “普通の”宇宙艦であれば、艦載機は有効だ。 例えば銀英伝の戦闘艦やあるいはスタートレックの宇宙艦、スターウォーズのデストロイヤーなど、結局一体通常航行時にどれだけの速力を出せるのか不明だが、…

カラクルムの突撃について……

大戦艦に触れた事だし、仮に自分が宇宙戦艦の艦長だとしたら多分おんなじことをすると思う――という事で、2202第一話、カラクルムの大気圏突入について考察してみたいと思う。 ※ド文系が頑張って数字をこねくり回したから数値が間違っている危険性があります…